こんばんは、なべです。
先日9/30㈬にUNISON SQUARE GARDEN 8th Album『Patrick Vegee』がリリースされました！
僕はフラゲして前日の夜寝る前に流しながらベッドに入ったんですけど、ちょっと良すぎましたね。
その時は１巡で止めましたが、脳も活性化してしまって寝れなくなりました(笑) 翌日起きるの本当に辛かった、、、
とまあ最高のアルバムをゲットしてしまったことと、せっかくブログを始めたってこともあって、ちゃんと聴いて感想でもまとめようかと思った次第です。
ちなみに、ユニゾンがリリースしている各フルアルバムについてはコチラで紹介しています！
まえおき
僕はユニゾンを聴き始めたのは高校生の時だったのでもう10年くらいになるんですけど、正直歌詞カードをしっかり眺めながら曲を聴いたのは初めてですね(笑)
というのも、ユニゾンの歌詞ってテンポとか韻とか、耳当たりの良い言葉やフレーズを並べてるもんだと思っています。他のアーティストの曲と比べても奇抜な歌詞が目立つと思いますけど、意味ではなくメロディー重視というか。
ユニゾンのいくつかの曲でも意味は伝わらないというようなニュアンスの歌詞が入ってますよね。なんかのインタビュー（？）でも田淵が意味はないというような発言をしていた気もします。
歌詞を意識したアーティストが多いとは思いますけど、ユニゾンはそうではない。そもそも好きになったのもユニゾンの曲が、なんかすごい！かっこいい！きもちいい！って感じなので。スリーピースなのに音多くない？ってものありますね(笑)
ということで、今回は歌詞カード眺めましたが深くは触れーず、かつ聴き専なので技術的なことも語れず、ゆる～く感想を書いていこうと思います。
感想。
1.Hatch I need
お、イントロカッコいい！からのはいアルバム定番やつですね。これは8枚目のアルバムだと。
（”Hatch”は8を表したいだけなのか？I need Hatchに意味があるかわかんないっすね。）
でもうん、カッコいい。私を 私を 私を わたぁしをぉー↑
2.マーメイドスキャンダラス
I need “8”からのマーメイドって、曲のつなぎで8枚目って言いやがった(笑)
うんいつもの2曲目っぽいなあ。ハイテンポでかっこいい。ドラムﾄﾞｺﾄﾞｺ。
サビの入りからの疾走感もたまんない。
”絶対とかないよ そんなきれいごと聞けるならここまで生きれてないんだよな”
”運命なら過去に置いて来たから今になって大事そうに語らないで” なんか良いよね。
そして斎藤さんの”スキャンダラス”がいい。
3.スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
これまた面白い曲調。からだが動いちゃうね。
”「暴投です」とか言うから油断してたんだけど すごい角度でミットに来る” スローカーブ(笑)
この曲は特に意味よりメロディーに合わせた歌詞感が強いと思うけど、
“I must doubt “Pop music””とか”You may doubt “Rock festival””なんてのはユニゾンというバンドのスタンスを現してる感じがするね。
最後に”つまりレイテンシ―を埋めています”で繋ぎ。
4.Catch up, latency
これまた疾走感のあるシングル曲を。ノンストップだねー
”後悔は減点対象に数えちゃいないからさ”と”自意識を間違えたやつが自爆しそうだよな”っていうフレーズが好き。
アニメ「風が強く吹いている」みてないけど話に沿った曲なのかな？
5.摂食ビジランテ
ここで雰囲気の変わった曲、1曲目からの駆け抜け感ストップ。
”教育の死 すでに手遅れ手詰まり故”なんてフレーズから始まって
曲の雰囲気もブラックな感じだけどすごいカッコいい。んだけど
”小林君、番号教えてよ 浜崎さん、リボンかわいい”は笑っちゃう。
でも全体的に社会への訴えかけのような意味ありげな歌詞ですね。”めんどくせえよ 忌々しい”
6.夏影テールライト
イントロとMVの映像から『流星のスコール』を思い浮かべたけど、曲聴いてると『mouth to mouse (sent you)』のような感じ。
綺麗な心地よい曲。斎藤さんの声がなじむ。
”君が置いてった言葉なら 何回もループしてるけど 本当の意味はわかんないから これは僕の検証事項”
ユニゾンの曲 何回も聴いてるけど 歌詞の意味わかんないから これはファンの課題？(笑)
そして”幻に消えたなら ジョークってことにしといて。”で繋ぎ。
7.Phantom Joke
夏影から幻影。最新シングル曲でまた一気にテンポup
この曲初めて聞いたときは、その速さと手数・口数の多さにビックリした。とりあえず貴雄すごいんじゃね？ってね。
メロディーでしかとらえてなかったけど歌詞見るとこの曲かなり意味ありげだよね。
善悪や真偽とかに振り回される運命だとか人生に抗い、向き合えみたいな感じ？
良いフレーズ多いな、長くなっちゃうからこの曲は省きます(笑)
こんな速さや音に意識が行ってしまう曲の中に隠しやがってって感じですわ。（知らんわ）
8.世界はファンシー
まじハッピーV
ここまでの曲で、社会問題を訴え、世の中に抗わせ、そしてこの曲で”こんな世界が楽しすぎる”とうまく流れを作ったわけですな（勝手な解釈）
フレーズがもうふざけちゃってて、楽しいよ、ハッピーだよって。悪くないだろう。
”My fantastic guitar!”からのギターとかかっこよすぎだろ。好きですこの曲。
そして”Fancy is lonely”で繋ぎ。こんだけ楽しませて孤独、寂しいにもってくのか。
9.弥生町ロンリープラネット
しっとり曲。人の心の葛藤、切ない感情や寂しさようなものを冬に例えた感じですかね。ちょっと語彙力が追い付かない。
曲は5曲目『摂食ビジランテ』に似てると感じた。サビ入りのギターｷｭｲｰﾝからのドラムﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝのとこ。ビジランテは逆かな？
この曲、歌詞結構好きです。”そしてぼくらの春が来る”であの曲に繋がるのも最高。
10.春が来てぼくら
個人的タイアップ曲No.1ですね。めっちゃいい曲じゃないですか？ユニゾンってこんな良い曲作るっけ？みたいな(笑)
そしてこのアルバムで9曲目『弥生町ロンリープラネット』と繋げることでより強力な曲になりました！（配信ライブで既に繋げてたけど、そん時は全然意識してなかったからなあ）
切ない寂しい寒い冬から一歩踏み出して暖かい春へ。最高の繋ぎですねえぇぇ！
いやーしみる。
ただ、前から”出来上がるページを見る誰かのためを想う そんなんじゃないよね”
”「わからない」っていうなら 「ざまみろ」って舌を出そう” ていうフレーズが歌詞を深読みするファンへのいたずらに思える。
11.Simple Simple Anecdote
いやーええ曲やでーとしみじみしてたら、この曲も良い！
”全部嫌になったなんて簡単に言うなよ 全部が何かってことに気づいてないだけ
信号は変わる 星は生まれ変わるから 今日は何とかなるぜモードでいいや”
この歌詞好きですね。名フレーズが生まれた。
”誰にもわかんないことを解き明かしても 誰にもわかんないままでいいのかも
一人ぼっちかも けど不思議と誰かが 同じ光を見るなんてことはある わかってよね”
これもいい感じに聞こえる。けどユニゾンの歌詞を解釈しようとすることについて言ってるようにも聞こえた(笑)
”僕の言葉はまた生まれる” 楽しみにしてます。
12.101回目のプロローグ
まさかの”ごめん 全然聞いてなかった” せっかく生み出したのに(笑)
でも ”大好きなメロディーがありすぎて” わかる。僕も一緒！
この曲はユニゾンを好きで聞いてくれているファンに向けた意志表示のように感じました。
”季節 季節 絡まって なんだっけ” このアルバムのこと言ってるのかな？
”君だけでいい 君だけでいいや” これはファンを指してますね。
”数えきれぬ星たちを通過してきたよ 歯がゆいことだっていっぱいあったよ 間違ってないはずなのに 迷子みたい 情けないな” これまでのバンド活動について
”本当の気持ちを話すのは 4年ぐらいは後にするよ” 20周年に期待！
そして何度も出てくる”よろしくね はじまりだよ” これまででユニゾンというバンドの下準備は完了した。これからはやりたいことをやっていく。だからファンのみんなよろしく！と解釈しました。
”ちゃんと幸せになる準備もしてるよ” ”魔法が解けるその日まで” という言葉、気になりますねぇ。田淵は何か企んでいる。
とにかく最高の1枚
1曲1曲がシングル級であるものの、上手く曲をつないで1つのアルバムとして完成させられていました。
歌詞もちゃんと見てみると意味深で。ただ深読みは禁物(笑)
節約のために断念したけど受注生産盤買っておけばよかったなあ泣
とにかく、すごく楽しいカッコいいメロディーとそれに合わせた言葉選びでできた曲、これがUNISON SQUARE GARDEN だと。
改めてユニゾンいいよなと思わせてくれる1枚でした。まだまだ聴いていくぜ。あ、DVD見なきゃ。
以上、今日はなんとかなるぜモードでいいやのスタンスで頑張っていこうと思います！
Patrick Vegee
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